Fujidou

社員の声 Interview

信頼を築き、未来を拓く— 執行役員 鄭 敏インタビュー

信頼を築き、未来を拓く— 執行役員 鄭 敏インタビュー

-Fujidouに転職した背景や、その際に重視したポイントを教えてください。

貿易の仕事に興味があったことから、前職はラオックスに入社し、免税店の事業に携わっていました。
ただ、入社当初は自分を含めた同期100名の約9割が店舗勤務からスタートし、当初は戸惑いもありましたが、与えられた環境でベストを尽くそうと決意し、約1年半にわたり店舗での販売業務を担当しました。

その後、偶然にも本社のバイヤーと親しくなり、様々な会話を重ねる中で、自分がやりたかった貿易関連の仕事に対する理解を深めていきました。

そして、本社の貿易本部で人手不足が発生していたタイミングで、そのバイヤーの紹介もあり本社へ異動することになりました。数年間、貿易関連の業務に携わった後に、これまでの経験を違う環境で活かしていきたいと思い、その後、Fujidouに転職しました。

-役員就任後に特に意識している目標や戦略は何ですか?

Fujidouに入社して、今年で6年目を迎えます。業務内容自体は前職と大きく変わりませんが、前職と比べて法人規模が小さく、良い意味で人間関係もシンプルです。前職では子会社や中国の海外チームなど、複雑な関係が絡む中で社内の調整に苦労しましたが、現在は業務に集中できる環境です。

昨年8月に役員に就任し、まだ半年ほどですが、責任の重さを以前より強く感じています。現在の目標としては、中国市場依存からの脱却を目指しています。特にアメリカ、日本国内、韓国といった市場の開拓を最優先課題としています。10年以上続けてきた中国市場への依存が難しくなってきたため、今後の事業拡大には他市場の開拓が必要不可欠です。

これまでの実績では、すでにアメリカ市場で成果が出始めています。次のステップとして、韓国市場への進出や、日本国内市場での逆輸入ビジネスの拡大を視野に入れています。

-仕事をする上で、特に大切にしているポイントは何ですか?

私たちの強みは、パートナー様との信頼関係の構築にあります。中国の大手プラットフォームとの取引も、既存の信頼できる取引先様からの紹介によって実現しました。初期段階での信頼関係がなければ、新たなビジネスチャンスは生まれません。

今後も「安心して仕事を任せられるパートナーシップ関係の構築」を最優先事項として取り組んでいきます。

-リーダーとして、社員の個性を引き出すために心がけていることは何ですか?

社内のリーダーシップにおいては、多様な価値観の尊重を特に重視しています。若く個性的な社員が在籍している中で、個々の強みや個性を理解し、それぞれの持つアイデアや視点を積極的に取り入れる姿勢が求められます。自分の意見が常に正しいわけではなく、周囲の意見に耳を傾け、多様な意見を尊重することが、組織全体の成長につながると考えています。

また、相手の立場に立って物事を考え、円滑なコミュニケーションを通じて信頼関係を構築することを意識しています。

将来的には、新卒や転職希望者に「この会社でぜひ働きたい」と思ってもらえるよう、充実した研修制度やキャリア成長のサポートを提供し、一人ひとりのスキルアップと自己実現を後押しする環境を整えていきたいです。

また、ワークライフバランスの充実や、社員同士が助け合い、切磋琢磨できる企業文化の醸成にも力を入れ、やりがいがあり働きやすい企業を目指していきたいと考えています。

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